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【再掲】DVD:パイレーツ・オブ・シリコンバレー

 8/24(木)にスティーブ・ジョブズがアップルのCEOから引退しましたね
 実はもう2週間前のことだったりますが…www


 ちょうど良いので過去に観たDVD「パイレーツ・オブ・シリコンバレー」の感想を再掲します

 この作品。イギリスのドラマらしいのですが日本でもDVD化されていて、TSUTAYAでお勧めされていたので映画「ソーシャル・ネットワーク」を観た次の日に観ました

 連続で観たので比較もしているのですが、長くなるので次回にします

 では、以下から再掲記事です
 どうぞ~

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***


 カリビアンでは断じてないww



 もう一ヶ月ほど前になるけど、話題の映画「ソーシャル・ネットワーク」とちょっと古い映画「パイレーツ・オブ・シリコンバレー」(1999)(こっちはDVDで)を続けて観た


 どちらもデジタルで世界を革命した人たちを描いた作品ということで興味を持って、どうせだから、比較してみようと思うんだけど、その前に両方の映画の感想を書こうと思う

ペタしてね


 でも、「パイレーツ・オブ・シリコンバレー」はかなりマニアックな映画じゃないのかなあ


 僕はツタヤで「隠れた名作特集」をしていなければ存在すら知らなかった


 それもそのはず、1999年と微妙に古い映画でしかも調べてみると、どうやら劇場公開はされていないみたいなんだよね


 で、内容はというと、マイクロソフトとアップル(旧アップルコンピュータ、以下アップルと呼ぶ)の壮絶な戦いを創業者たちの学生時代から描いた作品


 ビル・ゲイツ役とスティーブ・ジョブズ役の演技が光っており、ややドキュメンタリータッチの作品で、当時からいるマイクロソフトやアップルの役員(を演じた俳優)が撮影時点から過去を振り返るという内容
(キャラクターのせいなのかビル・ゲイツよりスティーブ・ジョブズの方の描写が多かった)


 結構前の作品ということもあってなのか、正直、演出や構成は微妙


 きっと
 
「世界を一変させた革命児はどんな人物なんだろう」

というニーズがあってそれに応えるためだったんだろうけど、


「ビルはこんな奴だった」
とか
「ジョブズは酷い奴だ」
とか


 DVDのおまけみたいな、ハリウッド映画の宣伝で出演者が共演者や作品について語るみたいなシーンがいくつかあって、それのせいで何度も冷めてしまった

 ただ、その演出以外は古臭いことを除けば問題なくて(僕は90年代前半くらいの作品だと思っていた)、アップルの躍進とジョブズのカリスマ、マイクロソフトの苦闘→躍進とビルゲイツの滑稽さをウマイこと対比させていて秀逸だった

 特に両社の勃興期、ジョブズがIBMを敵視しているくだりとか、ビルゲイツがIBMを煙に巻くシーンは痛快で良かった


 エスタブリッシュメントに対する対抗心は(有効に機能しているときにはだけど)斯くも血を熱くさせるものなのか!

 

 印象的な台詞もあって、

 まだマイクロソフトが零細企業だったときにビルゲイツが夜中に意味も無く山奥でブルドーザーを許可無く乗り回して騒ぐシーンで、モノローグとして

「あの頃の僕らは吹けば飛ぶような零細企業だった。生き残るためにはクレージーであることが求められた。だが、そのことが僕らにとっては好都合だったんだ」
(うろ覚えなので微妙に違うと思うけどそこはスルーしてやってください)



 IBM(当時)という巨人は巨人なりの良さがあるんだろうが、ベンチャーにはベンチャーなりの良さがある。そして、それを楽しめるものが成功するのだ

と言わんばかりの台詞


 勿論実際には、実力・運・タイミングなどなど複雑な要素が絡み合っているんだろうけど、ジョブズもビルゲイツもベンチャーであることを楽しんでいるように見えてそれが僕にとっては好印象だった



 ここまでプラスの面を書いてきたけど、もちろんベンチャーには大変なことが山ほどあるわけで

資金繰りはどうする?
事務所は?
契約は?
プライベートは?

 などなど色々あると思うんだけど、一番意外だったのがアップルについてで


 ジョブズはそのカリスマ性でアップルを率いていくのだけれど、傲慢で独断専行型、独自のやり方を貫くために社員に多くの負担を強いていて

 その例として、「Lisa」の開発グループと「Macintosh」の開発グループをわざと分裂させたこと、要求以上の仕事をしなかった社員に対して激しい罵詈雑言を浴びせかけたりクビにしたりしたことを描いている


 また、自身のそういった行動を

「アップルはファミリーである」と言って
「家族なら喧嘩くらい当たり前だろ」と言って

正当化している




 最近、iPhone4を手に入れてMac Book Airを触ってみて、アップル好きになってきていて次のPCはMacにしようかなと思っていたところだったので、この映画を見て正直ショックだったことは否めない


 だが、一か月経って、こういう記事など見て冷静になって考えてみたら、

「それも革新的であることの必要悪なのかもしれないな」

と思うようになった



 だって革新的であるということは、ある意味で人の話を聞かないということでもあるし、アップルの様な規模で行うのであれば自分が思う最善の方法でそれを人に押しつける(人を巻き込むともいう)必要がある


 僕はファミリーという考え方を強調することはどこか胡散臭くて苦手なのだけれど、wikipediaで見る限り、映画はエンターテイメントだし脚色しているのかもと思って、やっぱりアップルが好きな自分に戻ってくることになった



 好きになるにしても嫌いになるにしても対象のことを知ることは重要だよなあ

と映画の趣旨とは随分離れた感想になったところで、今日の感想終わり


***


 如何でしたでしょうか?

 半年くらい前の記事ですが、今から見るとおかしな表現も多かったりして結構赤面モノだったり…とはいえ今の文章も後から見たら赤面するんだろうなあ

 マニアックな作品ですが、遠い世界に居ると思っていた二人に軽い親近感を覚えることができると言う意味でも本作は秀逸だと思います

 まあどちらもきっと超がつくほど頭が良いのでしょうが…www

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