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「リトルマガジンのスピリット」@スタンダードブックストア心斎橋

スペクテイター〈24号〉Get back,SUB! 昨日の19:30からやっていたので行ってきました。同じお店のイベントには今月は後1つ行く予定ですが、最近イベントが充実してきて、チェックしがいがありますね。

今回のイベントはショップブログに行って頂ければ分かりますが、ここでも軽く説明しておきます。一言で言えば、「Get Back SUB!」の著者・北沢夏音さんと雑誌「spectator」の編集発行人・青野利光さんのトークショーです。

紹介文によると「これからのリトル・マガジンの役割や可能性について語ります。自分のメディアを作りたい人、編集・ライター志望者、そしてマガジン・フリーク必見!」とのことです。僕が参加した理由は、まさに「自分のメディアを作りたい人、編集・ライター志望者」に当てはまるなーと思うからです。

なので、目的としては「リトルマガジンを作る上での心構え、体験談を聞くこと」でした。以下、トークショーの内容の紹介と感想を書いていきます。

内容紹介


話の流れは大体、以下のような感じでした。

「リトルマガジンとは→リトルマガジンの始まり(アメリカ5,60年代のカウンターカルチャーの紹介)→リトルマガジン「SUB」の紹介→SUB好きなんだよby北沢さん→二人で出したリトルマガジン「Bar-f-Out!」の紹介→「Bar-f-Out!」創刊時の出版業界の様子→spectatorの話→質疑応答→最後に一言

こう書いてみるとしっかりリトルマガジンについて話しているという気がするかもしれませんが、そんなことはなくどちらかというと「酒の席での北沢さんのサブカル談義+ちょっと雑誌の話」のような雰囲気でした。

どうも北沢さんと青木さんが20年来の友人らしく、元々、話す人だったのか二人でじっくり話すのが始めてと仰っていたので緊張していたのか、北沢さんがサブカルへの熱い想いを話すという感じの内容でしたね。

後でスタンダードブックストアの中川オーナーに聞いてみると、打ち合わせがなかったようなものだったらしく、それを考えるとグダグダだったのは仕方ないのかもです。

感想


そうは書きましたが、実は内容に満足していたりします。「どないやねん!」って話ですが、もちろん満足にはいくつか理由があります。

それぞれを説明していきます。

「未知のサブカル情報が手に入ったこと」と「60~80年代の空気が伝わってきたこと」


今まで周囲にサブカル好きの人がいなくて、つい最近、好きになってきた僕としては面白そうな情報を色々手に入れることが出来たのは大きな収穫でした。

「SUB」の前身である「ぶっくれびゅう」という雑誌やヒッピーの話。シュールレアリスムが当時の文化に与えた影響。その延長線上に位置するビートジェネレーション(ジェームス・ディーンとかエルビス・プレスリーとか)。中でも気になったのが「ライオットガール」というもの。これは後日、紹介予定の「Ksathy zine vol.1」でも特集されていたもので、フェミニズム運動の先にあるものだそうです。

ライオットガールは「Kathy zine vol.1」の内容からは「女の子による女の子のための文化活動」というものだったと記憶しています。このライオットガールの間でもzine作りが流行っていたようです。

そして、現在の女性を中心としたzine作りのムーブメント。北沢さんが仰っていましたが、今のムーブメントは「ライオットガールのさらに先を行くもの」だそうです。未だに男尊女卑的な考えから抜け出しきれていない日本としては、もしかしたら注目すべきムーブメントなのかもしれません。

リトルプレスを続けていく上での心構えみたいなものを聞けたこと


「Books DANTALION」さんとの出会いから気になり続けているzine。その後、「非流行通信」(これは買いましたが未読です。)、「IN/SECTS」、先にも挙げました「Kathy zine vol.1」。フリーペーパーですが 「SHALE ART」、「SUPER;」などなど色々読んできました。読んでいくうちにマス向けの雑誌にはない熱さというかニッチさというかそういうものに惹かれています。現在進行形で惹かれ中です。

そんな中で、「自分でも作ってみたい!」という思いを抱き、悶々としながらこのトークショー聞きました。結果、やっぱり「自分で作ってみたい!」と気持ちを新たにしたのですが、今は英語の勉強中。2/10までは打ち込めません。ついでにここ何ヶ月かのスケジュールを決めていまして、ジン作りをしようと思っているのは3月からになってしまいます。まー気長にやります。

それはそうと、「リトルプレスを続けていく心構え」ですが、印象的だったのが以下の二つの台詞です。
「知らないことを調べて発信したら、それがジャーナリズムだ」by北沢さん
「出てくお金より入ってくるお金の方が多ければ続けられる。僕はそれで10年やってきた」by青木さん

北沢さんの台詞は個人メディアの台頭の話ともつながっていて、「今後の日本では個人メディアの重要性が問われていく」とも仰っていました。うーん、同感。

何かを作りたいという初期衝動がきっとzine作りにおいては重要だと思いますし、そういった初期衝動が質の良いメディアに昇華できれば、そして、それがもっと多くなれば面白くなると思うのです。

青木さんの台詞はなんというか現実的で、でも、単純である意味で夢が持てる。具体的な言葉でした。spectatorやIN/SECTSと違い、印刷所を通すようなものにするつもりはまだありませんが、少なくともフリーペーパーと違って優良にすることの意義というのは、発行者の意識という点でも、印刷物を通したコミュニケーションという意味でも重要なのだと納得したのでした。

何より元気をもらえたこと


最後ですが、これはもう北沢さんの語り口に尽きます。「俺はこれが好きなんだよ!」ってそういう気持ちが伝わってくる話し方で、「好きなことを好きなようにやる」ことの面白さ。それと同時にある苦しさみたいなものが伝わってきて、でも、だからこそ、「自分もやってみたい」とそう思わせてくれました。

最後に


割とぐだぐだな感じのトークショーですが、僕にとってはなかなかに濃厚な3時間で、終わった後は疲れですぐ帰ってしまいました。「Books DANTALION」の堺さんもいたし、最後までいたらもっと面白いものが見られたかもしれないのにそれが残念でした。

まとめると、「やりたいことはとりあえずやってみるべし」って感じでしたね。あんまりメッセージ性があるトークショーではありませんでしたが、質疑応答でフリーペーパーの発行者に対してそんなようなことを言っていたので、思いました。待ってろ3月!完成させることが出来たらお知らせしますね。

あ、でもあまり期待しないで下さい。3月は花粉の季節ですし、体調が不安な僕としては予定は未定ってことで!それでは~。
スペクテイター〈24号〉Get back,SUB!
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  1. 2012/09/24(月) 08:45:32|
  2. トークショー
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