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東京都青少年健全育成条例(≒マンガ規制)に関する議論について

連続ツイートしたけど、何やら長くなったからブログにもアップしとく。

石原都知事が酷いのは置いておいたとしても、マンガ規制に関する議論はなんかこうすっきりしないんだよな
と思って書きました。(番号は省略)


東京都青少年健全育成条例(以下、マンガ規制)に関して連続ツイートします。
この条例は、賛否両論あるけど、どうも論点が混ざっている気がする。この条例改正は「青少年のさらなる健全な育成により犯罪を減らすこと」が目的であり、そのための手段として「青少年が触れるに相応しくない(と都が考える)マンガやアニメのゾーニングを現状より厳格化しよう」というものだ(と僕は理解している)。

都条例の論点3つ



ここでの論点は、

  1. 言葉の定義=「青少年の健全な育成」とは何か。

  2. 目的達成の方法が適しているか=マンガのゾーニングは犯罪減少に効果があるか。

  3. 方法が他の権利を脅かさないか=表現の自由を侵害しないか。


の3つになると思う。

で、大体の人が3の表現の自由について議論しているように見える。ここで問題なのが、都条例においてこの3つ目の論点は付属的なものに過ぎず、本来は1と2についての論点こそ目的達成のために必要なことだということ。

つまり、条例の作成者側からすれば3の論点(表現の自由の侵害)は瑣末なこと(「うわっ、重箱の隅つついてきたよ」って感じかも)に過ぎないと思うんだよね。だって、減らしたいのは犯罪なんだし。

と、いうことは現在の規制反対派(この表現もまずいか)が批判する表現が曖昧だとかいうのは、議論ではあまり効果がなくて、「その目的は正しいのか?(1の論点)」「それで目的を達成できるのか?(=2の論点)」という批判の方が効果があると思うんだよね。

目的と方法を取り違えるな



「光の道」議論で方法論についていくら批判したところで孫さんが止まらないように、方法論の議論は決定を覆すには至らないんじゃなかろうか、と思うんだ。(これだったら実現可能性(=方法論)についてではなく、そもそも本当に必要なのかをオープンに議論すべき。本当に必要なら方法は模索すれば良い訳だし、本当に必要ないという結論になったら止めるだろう)

議論の前提が違うから噛み合わないのであって、1.2の議論をまずオープンにして、「その目的が必要でマンガ・アニメのゾーニング厳格化が方法として適している」という結論が出てから3の議論(=表現の自由の侵害)を始めないと単なる感情論に陥る危険が高いということ。

現状は3の論点ばかりが強調されていて、石原も言っていたように「目的が正しいんだから良いのだ」って言い返されるの繰り返しになっている。何が言いたいのかというと都も反対派もちゃんとやり方を考えましょうねってことだ。

もっとオープンな議論を



都はもっと根拠を示して説明したり根回したりさらには議論を密室でなくオープンにすべきだったし、反対派は目的達成のための方法をもっと考えるべきだった。ちなみに僕は反対派だけど、一部の人を除いて都も反対派も賛成派も感情的に過ぎると思っている。

条例なんて全員が強制されることなんだからちゃんと全体最適を考えないといけないだろうよ・・・とか言う僕、大阪住民 爆(23年間東京で育っているので。今は関係なくてもつい・・・)。

都条例に関する本


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  1. 2012/09/24(月) 10:35:37|
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