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キュレーターって口コミの発火点になるかも??(2)

美術館の階段

さて、前回に引き続き、全くの部外者による勝手な意見を述べまくります。間違っていたら優しく注意かスルーの方向でよろしくお願いします。



前回の記事で、「ソーシャルネットワークマーケティング」は、「我が社のファン(エンゲージメントされた顧客)を増やすためにSNSを使って積極的に顧客とコミュニケートしていこう、というもの」であり、「この「我が社」が「自分」もしくは「特定メディア」にするとキュレーター(とキュレーション活動)になるのではないか」と述べたけど、今日はそれを説明していく。

ソーシャルネットワークマーケティングとキュレーター



キュレーションの時代 「つながり」の情報革命が始まる (ちくま新書)まず、考えの発端となった「キュレーションの時代」をまとめる。

「大きな物語」が失われた現在、趣味志向や価値観はどんどん細分化されており、一人一人の欲している情報が違うのでマスメディアでそれに答えることは不可能である。

誰でも発信者となれる現在では、それぞれの得意分野で発信者と化し、同時に興味のある分野で「受信者」と化す。一人一人の持っている独自の趣味嗜好、価値観に基づき、情報を解釈し紹介し、自ら生成・発信する。これからそういった傾向がどんどん強まるが、果たして新しい情報世界はどうなるのか?

「キュレーションの時代」をまとめると、こうなると思う。

情報キュレーターとして抜きんでるには



もし、そうやって情報のキュレーターが増えていくとしたら、そこで抜きん出るにはどうしたらいいのか。膨大な情報の中で、自分が選んで解釈した情報を。読者の貴重な時間を奪って読んで身らためにはどうしたらよいのか。

答えは、前回の記事で商品や会社において述べたことと同じで、以下の二つとなる。

一つ目は「前回の「商品が良質(もしくは独自のもの)であること」と違うじゃん」と思うかもしれない。確かに一部違う。商品を情報に言い換えれば良いんだけど、その情報は良質ではなくても良いと言うことなんだ(もちろん良質であることに越したことはないけれど)。

扱う商品(情報)の性質



これには情報の性質が影響している。商品=モノの場合、良質であると言うことは比較的定義しやすいと思う。壊れにくかったり、アフターサービスが充実していたり、使いやすかったり、デザインが良かったり、価格が安かったり、などだ。

しかし、情報の場合、そういうわけにはいかない。情報の場合、情報の真偽が問題になると思うが、それはそこまで問題ではないと思う。なぜなら、情報源を必ず明かせば説得力は出るし、何より真偽が問題になるのはジャーナリストや新聞社だからで、キュレーターが問題にするのは解釈や文脈だからだ。

一次情報の真偽は情報源を明かすことで担保できるんだ(悪く言えば一次情報源に責任を投げることがでいる)。

情報の独自性が必要


また、当然だが一人一人によって情報の解釈は違う。同じ事実でも人によって180度解釈が違うこともあるんだ。そんな中では、一次情報の選択とその解釈、文脈付けが重要さを増す。「独自」の情報が重要になってくるんだ。

僕たちは貴重な時間を消費して、「あの人の言っていることは面白い(興味深い)」と判断するからその記事を読むんだ。

つまり、「良質の商品」が第一義ではなく、「自分の軸に沿った、自分が思う良質の情報」を発信することが重要になってくるということ(どういう発信をする人かわからないと面白いことを言う人かどうかも情報の海の中では判断しにくいでしょ?それぞれに得意分野・苦手分野があるしね)。

二つ目の「積極的にコミュニケーションすること」については、前回の記事と同じなので省く(心理学でいう単純接触効果というのもあるし)が、なぜそれが「キュレーション」=「口コミの発火点」になるのかについて書くことにする。

信頼できる情報とは



僕が人から進められたりする中で最も信頼できる情報って何かって考えると、「紹介された情報とは直接関係はないけど、そのジャンルに詳しい人からの情報」となる。

僕は、いくらカメラに詳しくてもキャノンの社員でキャノンの商品を進めてきたら話半分に聞くけど、キャノンとは何の関係もないカメラマニアにキャノンのカメラを勧められたら、結構な勢いで信用しちゃう。

これを企業広報や宣伝マンに当てはめると面白くて。自社の商品のみをSNS上で宣伝している人そのものに関しては、そこまで信頼できない(その人が紹介しているから商品も信頼できるとはならない)となる。

だから、宣伝マンにできることは、商品が良質であることが前提だとすると、「その商品のジャンルで有名なキュレーターにいかに紹介してもらうか」になると思う。

具体的には、アルファブロガーに献品して感想をブログに書いてもらったりツイートしてもらったり、ということを積極的に行うこと。それと、「アフターサービスという意味も込めて、コミュニケーションを顧客と密にとること」。

ま、書いてみて思ったけど(顧客の立場に立つという点で)当たり前のことか。だが、だからこそ個人の資質が大きく影響するだろうし難しいんだろうな。

キュレーターは広告のマスとなる?



そうやって考えていくと、「「キュレーター」が「口コミの発火点」となるならば、そして、そういった人たちが集まって会社なり何なり組織として活動したならば、それは広告の一つのハブになるのかもなあ」なんてことを思ったのでした。

参考資料
ソーシャルネットワークマーケティングについて


SNSを活用した「ソーシャルネットワークマーケティング」成功の秘策
今後5年間はインターネットマーケティングの主流はソーシャルネットワークマーケティング
Twitterの成功事例(その2),ワイン売上が大幅アップ
ソーシャルネットワーク上でマーケッターにとって一番大事なことはエンゲージメント
なぜソーシャルメディア戦略が求められるのか

エンゲージメントについて


“きずなを結ぶ”新たな手法「エンゲージメント」 
エンゲージメント、エンゲージメント・マーケティングとは何か?
ユーザーの「愛着」を深める、顧客エンゲージメント

その他


グルーポン2.0
単純接触効果(wikipedia)
アパマンショプのCMコンテスト

関連書籍



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