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2011年の漢字が「絆」ってどうなのさ 

SPBS作家・ライター養成講座のコーナーです。目的は文章の説得力と読ませる力をつけること。感想・批判・賛同・反対などなどコメント頂けると嬉しいのです。講座の条件は以下の通り。

今回は1月の第1回分です。テーマは具体的テーマ「2011年」か抽象的テーマ「すっきり」。僕は「2011年」を選びました。
以下、本文です。どぞ~。

***

タイトル「 2011年の漢字が「絆」ってどうなのさ 」


2011年は人と人との「繋がり」が注目された年だと思う。東日本大震災、アラブの春などインターネットの力を借りて「繋がり」の力が示された年だった。

そんな中、日本漢字能力検定協会が2011年の漢字は「絆」と発表した。なぜ「繋」ではないのかという疑問もあるが、それ以上に僕はこの言葉に気持ち悪さを感じる。「絆」は「断つことのできない人と人との結びつき」を意味するが、僕には特にポジティブな免田を毛を強調する言葉のように思えるからだ。

物事には必ず表と裏がある。「絆」が人と人との繋がりのポジティブな面を表すとしたら、ネガティブな面を表すのは「しがらみ」だ。何せ絆というほどの深い繋がりである。例えば家族だ。家族のために頑張ることも出来るが、逆にあきらめなければいけないことも多いだろう。一般的に言って突然一人旅に出てみたり会社を辞めたりすることは妻子持ちでは難しい。それでも、家族ならまだ良いほうだ。これが会社や地域に広がっていくとさらに絆=しがらみも増える。そのマイナス面を無視して絆と言い切るその無神経さが僕には気持ち悪いのだ。

家族も地域も助け合いで成り立っている。それは素晴らしい。しかし、あくまでもひとりひとりを助けるための装置である。個人のための家族や地域であってその逆ではない。個人が自由に快適にやっていくために存在しているはずのものが、いつのまにか個人の自由を、快適さを制限してしまう。手段が目的化してしまうことに僕は気持ち悪さを感じるのだ。

東日本大震災では多くの人々が被害にあった。大変な苦境に立たされた人も多いことだろう。そんなときはいつもうざったかった家族や地域の人たちがやけに温かく感じるものだ。さらに支援が多くの国や会社、若者たちから届けられた。コミュニティや地域が見直されるようになってきた。そういう状況を見て直接の被災者ではなくても人との繋がりに温かみを感じた人は多くいたのだろう。2011年の漢字が「絆」というのも頷けるというものだ。

しかしそれでも、僕は言いたい。それは物事の一面でしかないと。人との繋がりには悪い面もあるのだということを。東日本大震災でも血縁地縁のしがらみにより放射能の恐怖から逃れられなかった人がいたはずである。だから、僕は2011年の漢字は「繋」だと言いたいのだ。その方が2011年をクリアに表していると思うのだ。

***

如何でしたでしょうか。

2011年の漢字に対する違和感について書いてみました。「誰かの為に」とか「何かの為に」って言葉を安易に使うのには賛成できないのですよね。これについてはまた後日、書こうと思っていますがメリットばかりが強調されて、デメリットが意識されていないように感じるのです。使い方によっては危険な考え方なのに。

それはさておき、以下、講師からの評価です。

評価点:

指摘点

うーん、今までのを考えても僕の陥りやすい罠として骨組みが良くても肉付けがイマイチというのが挙げられそうですね。主張は分かるのだが、説得力が弱いという。具体例についてはもっと考えたほう良いかもしれません。

文章力向上のためにもご意見・感想、批判、指摘なんでも良いのでコメント待ってます!それでは~。
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  1. 2012/09/25(火) 21:34:57|
  2. SPBS作家・ライター養成講座の記録
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